シティプロモーションの効果測定と市場調査データから見るコロナ禍での「地方移住の関心」の変化

新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査

テレワークやワーケーションのデータ1でも紹介しました内閣府が緊急事態宣言中の最中、令和2年5⽉25⽇〜6⽉5⽇に10,128人に行ったインターネット調査「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」の中から、シティプロモーションで使えそうな「地方移住の関心」のところだけピックアップして紹介します。

元データは、https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/shiryo2.pdf


調査方法・調査対象等

出典:「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府 令和2年6月)

内閣府が緊急事態宣言中に行った全国の広い世代に対して行った大規模調査ということがわかります。調査時期が、世の中が一番不安だった状況であろう「緊急事態宣言中」の調査であることは注意して使った方が良いと思います。(現状とは変わっている可能性は十分にある)


どんな人がどのぐらい地方移住への関心があるのか?

「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府 令和2年6月)のデータを著者が赤字加筆

コロナ禍での地方移住への関心のデータ。このデータから下記のことがわかります。

  • 20代と30代の2割は地方移住への関心がある。
  • 特に都市部になるとその傾向は強まる。
  • テレワークの経験者になると地方移住への傾向はさらに高まる
「新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府 令和2年6月)のデータを著者が赤字加筆

現在の地方移住への関心の高さはどのぐらいかは、上記のデータからはわからりませんが、5月から6月にかけては変化せずに増加傾向だったことより、当分は地方移住への関心の変化は続くとも予想できます。

いかがだったでしょうか?
他にも「地方移住への関心」につながるデータがあればご紹介していきます。